4つの耳をもつ黒猫「バットマン」が、インターネット上で注目を集めている。
「『この世の全てを見た』という人も、4つの耳を持つ猫がドアから入ってきたら驚くかもしれません」と、バットマンを保護したウエストペンシルバニア動物愛護協会のマネージング・ディレクター、ハラ・ニューマーさんがFacebookに投稿した。
3歳のバットマンには、生まれつき耳が4つある
バットマンの2組目の耳は、遺伝子の変異によるものだと考えられている。動物愛護協会によれば、1936年にも、オハイオ州にトゥーツという名の4つ耳を持つ猫がいたことが記録に残っている。
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「4つ耳は劣勢の突然変異で、両方の親から受け継がない限り、起こらないと考えられています」と動物愛護協会のFacebookには書かれている。
バットマンは、もともと上気道感染が原因で施設に保護された。そのため、里親募集が遅れた。しかし「症状が回復して里親募集を始めると、数時間のうちに、バットマンを引き取りたいという家族が現れた」と動物愛護協会の広報担当者ケイトリン・ラスキー氏がABCニュースに語っている。
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「女の子とお母さんがバットマンを家族の一員にしたいと申し出てがありました。女の子はスーパーヒーローが好きだと言っていたので、ぴったりの家庭だと思います」とラスキー氏は述べている。
動物愛護協会は、「バットマンのニュースがきっかけになって、他にも多くの動物たちが、家庭を必要としていることを、これまで猫の里親を考えてこなかった人も含めて多くの人に知って欲しい」と願っている。
4つの耳を持つこの猫は、その名の通りスーパーヒーローとなるべく生まれてきたのかもしれない。
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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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