アメリカの俳優ジョニー・デップが、妻で女優のアンバー・ハードから家庭内暴力(DV)などを理由に、裁判所へ離婚を申し立てられていた問題で和解が成立し、離婚が決まった。エンタメニュースサイト「TMZ」などが報じた。
TMZによると、16日に提出した和解文書の中で、ハードがデップに対する接近禁止命令の要求を取り下げ、双方が和解に合意した。彼女は今後再び接近禁止命令を要求することはできない。
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ハードがDVの申し立てをしている間、夫妻は離婚の訴訟手続きも進めていた。TMZによると、この訴訟でも和解が成立した。情報筋によると、デップはハードに約700万ドル(7億円)を支払うという。
ハードは8月13日の宣誓証言でデップから受けた暴力についての尋問を受けた。また、2人が激しく言い争う動画をTMZが公開している。また、2015年3月にはデップがハードと口論になった時、ボトルや窓を破壊して指先を切り落とすケガを負った画像も流出した。和解は、こうした一連の出来事を経て成立した。
ハードとデップは共同声明を発表し、「私たちの関係はとても情熱的で、不安定な時もありましたが、いつも愛で繋がっていました。双方とも金銭目的による虚偽の告発はしていません」と述べている。
「2人は互いに肉体的、精神的に傷つけようとしたことは一度もありませんでした。アンバーはジョニーの将来を祈っています。アンバーは離婚によって得るお金を慈善団体に寄付するつもりです」
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ハードは5月に「受け入れがたい相違」を理由に、デップとの離婚を申し立てた。 2人は映画『ラム・ダイアリー』の撮影で出会い、15カ月間の結婚生活を送った。
ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。
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