THE YELLOW MONKEY再結集後の初シングル発表 「現時点での集大成」と吉井和哉

ボーカルの吉井和哉は「新生イエローモンキーとしてドラマの中でどのような花を添えられるか、試行錯誤しながらも楽しんで挑むことができました」と自信を見せる。
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15年ぶりに再集結したロックバンド・THE YELLOW MONKEYが、10月14日スタートのTBS系連続ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(毎週金曜 後10:00)の主題歌を書き下ろしたことが9日、わかった。再結集後の初シングルで、タイトルは「砂の塔」。イエモンにとって19年ぶりのドラマ主題歌となる。

1997年の同局ドラマ『職員室』の「BURN」以来となるドラマ主題歌について、ボーカルの吉井和哉は「新生イエローモンキーとしてドラマの中でどのような花を添えられるか、試行錯誤しながらも楽しんで挑むことができました」と自信を見せる。

同作は、女たちのプライドや虚栄心、嫉妬が交錯するきらびやかなタワーマンションを舞台に、平凡な主婦・高野亜紀(菅野美穂)が不気味な隣人・佐々木弓子(松嶋菜々子)から家族を守ろうとする姿を描くサスペンスであり人間ドラマ。吉井はドラマのストーリーが「そのまま人間の人生や、バンドの人生に当てはまると思い、その側面も添えながら歌詞を描かせていただきました」と作品に共感したことを明かし、「タイトルも『砂の塔』以外に考えられませんでした」とコメント。

また、「このドラマには親と子の愛の重要さが本質に隠れていますが、イエローモンキーも昔から家族の誰かしらとのつながりを歌にしてきました」とバンドのルーツとドラマの共通性も指摘。ストリングスアレンジには、メンバーが尊敬する作曲家でキーボーディストの船山基紀氏を迎え「バンドの歴史的にも素晴らしい結果を招きました」と手応えも十分で、吉井は「この曲は現時点での集大成だと感じています」と力強く宣言した。

主演の菅野も「ここまでドラマの世界観に寄り添った作品を作っていただけて、心よりの感謝を申し上げるとともに、映像と重なった時に、どのように仕上がるのかとても楽しみです」と期待を寄せている。

「砂の塔」の発売日は、ドラマ第2話放送の前々日の10月19日。なお、きょう10日午前5時から「Yahoo!」の検索でドラマの関連ワードを検索すると、独占公開のドラマ特別限定映像を視聴することができ、主題歌もいち早く聴くことができる。

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