「こち亀」をギネス認定「最も発刊巻数が多い単一漫画シリーズ」に 累計発行部数は...

国民的作品の終了に合わせて大きな花が添えられることになった。
時事通信社

『こち亀』ギネス世界記録に認定「最も発刊巻数が多い単一漫画シリーズ」

今月17日発売の『週刊少年ジャンプ』42号で40年の歴史に幕を下ろす人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が、「最も発刊巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録(TM)に認定されることが11日、明らかになった。同作がギネスに認定されるのは、これが初めてで、国民的作品の終了に合わせて大きな花が添えられることになった。

同作のコミックは、17日に発売される最終巻で200巻を記録。1巻からの累計発行部数は1億5000万部以上で、日本の総人口を上回るほど。14日より東京・日本橋高島屋8階ホールで原画や映像などを展示する「連載40週年&コミックス200巻記念 こち亀展 こちら中央区日本橋高島屋内派出所」が開催され、開幕式とともにギネス世界記録の公式認定証の授与式も執り行われる。

また、連載終了までに関連作品として、15日に作者の秋本治氏の作品制作に迫るDVD付マンガ講座『ジャンプ流 Vol.18 まるごと秋本治』、17日には『こち亀』とアニメや小説など6タイトルがコラボレーションした小説『VS.こち亀 葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー』が発売される。

同作は1976年の連載開始から一度の休載もなく掲載され、アニメ化、実写ドラマ化・映画化もされる国民的コミックとして多くの人に愛されてきた。3日に行われた東京・神田明神での絵巻奉納式後の会見で秋本氏が自ら終了を発表した。

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