パラリンピック男子1500m(視覚障害)、4人がオリンピック金メダル記録を超える

もしオリンピックに出ていれば、彼らが表彰台を独占した。

9月11日(現地時間)に行われたリオ・パラリンピック男子1500メートル(T13視覚障害)で、アブデラティフ・バカ選手が世界記録の3分48秒29で優勝した。

この記録は、リオ・オリンピック男子1500メートルの金メダル記録3分50秒上回る。つまり、バカ選手がもし8月に同じ競技場で行われたリオ・オリンピックに出ていたら、金メダルに輝いたことになる。

バカ選手だけではない。2位のタミル・デミッセ選手は3分48秒49 、3位のヘンリー・カーワは3分49秒59選手、4位のフォーダ・バカ選手(アブデラティフの弟)は3分49秒84でゴールし、4人がリオ・オリンピック金メダル記録を上回った。

試合後のインタビューでバカ選手は「金メダルをとるのは、簡単ではありません。約2年間、休まずに練習していますが、練習は本当に大変です」と答えた。

(パラリンピック男子1500メートル(T13視覚障害)(MATTHEW STOCKMAN VIA GETTY IMAGES)

(左から)銀メダリストのタミル・デミッセ(エチオピア)、金メダリストのアブデラティフ・バカ(アルジェリア)、銅メダリストのヘンリー・カーワ(ケニア)(ALEXANDRE LOUREIRO VIA GETTY IMAGES)

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