10月1日に最終回を迎えたNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の全156回を通じた放送期間中の平均視聴率は関東地区で22.8%だった。ビデオリサーチが3日に発表した。朝日新聞デジタルなどが報じた。
今世紀の作品中、最高を記録したのは前作の「あさが来た」で23.5%、2番目の「さくら」(2002年度前期)の23.3%に次ぐ3番目となる。最終回は21.8%だった。
主演の女優・高畑充希は、NHKを通じて感謝のメッセージを寄せた。
「放送が始まる前は、こんなにもたくさんの方に見ていただき、愛していただける作品になるなんて思っていませんでした。もちろん、チーム一丸となって良いものを作っているという共通の自信はありましたが、どんなふうに実を結ぶのかは手探りで。ですので、とてもとてもホッとしています。テレビの前の皆さんとチームと、とと姉ちゃんに、言葉では言い尽くせないありがとうを伝えたいです」
(高畑充希「とと姉ちゃん」今世紀3位に感謝と安堵「とてもホッと」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能より 2016/10/03 10:40)
同ドラマは、早世した父(西島秀俊)に代わり、母(木村多江)や2人の妹との暮らしを守るために激動の時代を生き抜いたヒロイン・常子(高畑充希)の物語。戦争を経験し、天才編集者・花山伊佐次(唐沢寿明)との出会いをきっかけに、女性の生活に役立つ雑誌『あなたの暮し』を創刊する。女性に絶大な支持を受けるまでの奮闘記を描いた。
最終回では、常子が夢の中で父と再会し、ほめてもらうというシーンが描かれ、高畑と西島の“劇中初共演”が実現した。
11月19日には、「とと姉ちゃん」のスピンオフドラマ、もう一つの物語「福助人形の秘密」がBSプレミアムで後7:00からの放送される。
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