長谷川豊アナ、暴言でレギュラー番組0本に 「週8本なめんなよ」から一転

阿部哲子アナは「私個人としては長谷川さんが100%悪いと思う。バカヤローと言いたい気持ち」と心境を明かした。
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TOKYO MXの番組「バラいろダンディ」は10月5日、同番組のMCを務めていた、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんが4日の放送を最後に降板したと発表した。

他の番組が次々と降板を発表する中、 「バラいろダンディ」だけは3日の放送にも長谷川アナが出演し、冒頭で「大変多くの方に多大なるご迷惑をおかけしております。大変申し訳ございませんでした」と謝罪するなど、出演継続とみられていたが、一転して降板となった。

番組で報告したアシスタントの元日本テレビの阿部哲子アナは「私個人としては長谷川さんが100%悪いと思う。バカヤローと言いたい気持ち」と心境を明かした。

■長谷川さんの発言

長谷川さんは、9月19日に更新した自身のブログで「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」とのタイトル(抗議を受けて現在は変更)で、自業自得の透析患者が日本の健康保険料を食いつぶしているとの内容を主張した。

長谷川さんの主張を受け、全国腎臓病協議会(全腎協)は9月23日、長谷川さんに抗議文を送付。「透析患者に対する誤った認識を社会に印象づけるもの」「強い憤りを覚えます」と厳しく批判した。これに対し、長谷川さんはその後もブログを更新。全腎協の抗議文を「『おマヌケ』にしか見えない」と批判していた。

また、騒動になってからも、zakzakの連載コラム「ウォッチ」で(現在は削除)で以下のように発言していた

炎上で稼がなきゃいけないほどお金に困ってません(断言)。テレビレギュラー週8本をなめんなよ。面白いのでほっといてますけど。

しかし長谷川さんは、テレビ大阪「ニュースリアルFRIDAY」、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」を降板。TOKYO MXの「未来展望」にもレギュラー出演していたが、9月に番組自体が終了し、全てのテレビ番組のレギュラーを失うことになった。

■なぜ暴言?「毒舌」受け2014年にキャスター復帰

長谷川さんはフジテレビ在籍時代に、滞在関連費用を不正使用したと発表され退社した。その後フリーキャスターとなったが、スポニチは「毒舌」が受けたとして、2014年にテレビ大阪での「冠番組」出演が決まり、退社後初めてのニュースキャスターとしての仕事になったと報じている。

自身は、テレビ大阪が9月29日に発表した番組降板を受けて更新したブログで、以下のように釈明していた。

テレビで私を見た方はご存知の通りで、私はそもそもそんなにキツイ言葉使いをしない人間です。ですが、ネットの世界で一人でも多くの方に訴えたい、という思いが強すぎて、今回は大失敗してしまったのです。

(中略)

本心を言うと、さすがにテレビ上の発言ではなく「ネットのブログのタイトルの文言」が、テレビ大阪の仕事を「降板」というところまで発展するとは夢にも思ってはいませんでした。そこは私の甘いところでした。私はネットはネット、番組は番組で使い分けているつもりでした。

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