井上竜夫さん死去 吉本新喜劇で老人役「おじゃましまんにゃわ」

吉本新喜劇で愛嬌のある老人役で親しまれた、俳優の井上竜夫さんが10月5日、高度肺気腫のため、兵庫県西宮市の病院で死去した。
yoshimoto.co.jp

吉本新喜劇で愛嬌のある老人役で親しまれた、喜劇俳優の井上竜夫(いのうえ・たつお)さんが10月5日、高度肺気腫のため、兵庫県西宮市の病院で死去した。74歳。サンスポなどが伝えた。

1959年、松竹新喜劇の喜劇役者、曽我廼家五郎八に入門。吉本興業に移り、1963年に吉本新喜劇に入った。若い頃から老け役を好んで演じ「たつじい」の愛称で呼ばれた。「お邪魔します」を独特のイントネーションで「おじゃましまんにゃわ」と発声し、舞台上の全員がずっこける定番ギャグで知られる

大阪府の松井一郎知事が、高齢者を狙った悪質商法に関する啓発を行うため、大阪市のなんばグランド花月で上演された吉本新喜劇に本人役で出演した。左から2番目が井上さん。撮影日:2014年2月9日

産経WESTによると、2014年に体調不良で舞台を降板。自宅療養と舞台復帰を繰り返しながら、2015年12月のイベント「吉本新喜劇祭り! 2015」で約1年ぶりに復帰していた。

関連記事

注目記事