タイのプミポン国王が死去 世界で在位期間が最も長い君主

タイのプミポン国王が死去した。88歳だった。

84歳の誕生日を迎えたタイのプミポン国王(2011年12月05日)

タイのプミポン国王が10月13日、88歳で死去した。タイ王室が発表した。ロイターなどが速報した。

プミポン国王は1927年12月5日、アメリカのマサチューセッツ州で生まれた。1946年6月、兄のラーマ8世の死去により、18歳で即位。現在は世界で在位期間が最も長い君主となっている

趣味は音楽、絵画、写真、ヨットなど多方面にわたる。特にジャズを好み自らもサクソフォーンを演奏。作曲も行い、発表された作品は50を超えた。

近年は健康状態が悪化。感染症のほか、肝臓にも異常が見つかり、入院していた。王室は9日、「容体は不安定」だと、国王の体調について異例の発表をしたばかりだった

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