ロンドンで路面電車の脱線事故 7人死亡、51人負傷「今後も死者増える恐れ」

通勤客らを乗せたトラム(路面電車)が脱線、横転した。
A member of the emergency services walks past a tram after it overturned injuring and trapping some passengers in Croydon, south London, Britain November 9, 2016. REUTERS/Neil Hall
A member of the emergency services walks past a tram after it overturned injuring and trapping some passengers in Croydon, south London, Britain November 9, 2016. REUTERS/Neil Hall
Neil Hall / Reuters

イギリス・ロンドン南部のクロイドンで11月9日午前6時ごろ(現地時間)、通勤客らを乗せたトラム(路面電車)が横転する事故が発生した。警察当局によると、この事故で少なくとも7人が死亡、51人が負傷した。ハフィントンポストUK版が伝えた。

イギリス輸送警察によると、横転したトラムは2両。現場は急カーブで時速20キロの速度制限があったが、鉄道事故調査委員会(RAIB)によると「制限速度を著しく超えた速さ」で走行していた可能性があるという。警察当局はトラムの運転手を過失致死の疑いで逮捕した。

事故現場を視察する差でロンドン市のサディク・カーン市長

ロンドン市のサディク・カーン市長は、今後も死者の数が増える可能性があるとした上で、「極めて困難な事態だが、救急隊とロンドン交通局と連携し、事態を収拾と負傷者の手当てに全力を尽くす」と述べた。

この記事はハフィントンポストUK版に掲載されたものを翻訳・加筆しました。

▼現場の様子は▼


【※】スライドショーが表示されない場合は→こちら

注目記事