妖精の世界のようだ。
イスラエル出身のアーティスト、ユリア・タイツの写真シリーズを見ると、思わずそんな感想が口から漏れる。
モデルはアルビノの人たちだ。彼らには「ナチュラルな美しさがある」とタイツは話す。
(Yulia Taits)
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アルビノの人たちは、体内のメラニン色素が極端に少ない。そのため、生まれた時から髪や肌が白く、目の色が薄い。約1万7000人に1人がアルビノだと言われている。
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タイツは、「私はフォトショップを使って、空想の世界をつくり出すアーティストです。しかし、この写真シリーズは別です。このシリーズでは、全くフォトショップを使っていません。それでこの美しい写真が出来上がるのです。素晴らしい経験です」と、「ボアード・パンダ」で綴っている。
アルビノの人たちは明らかに見た目が違うが、その違いこそが彼らを美しくする、ともタイツは語っている。
「素晴らしい人たちに出会えたことで、この作品ができました。モデルや彼らの両親が熱心にサポートしてくれたんです。彼らの情熱や励ましが、この素晴らしい作品をつくってくれました」
ハフィントンポストUK版に掲載された記事を翻訳しました。
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