スポーツ用品ブランドのリーボック(Reebok)が、「反トランプ」を掲げてニューバランス(New Balance)のスニーカーを燃やした人々に対して、「ウチのスニーカーを送るよ」と異例の申し出をしている。
ニューバランスのスニーカーを燃やすという運動は、ニューバランスの広報担当者がアメリカ次期大統領のドナルド・トランプ氏を支持する発言をしたことから始まる。
この発言を受けて、「反トランプ」を掲げる人たちがニューバランスのスニーカーを燃やしたり、ゴミ箱に捨てたりする動画や画像をTwitter上などに続々と投稿した。
これを受けて、ニューバランスはInstagramの公式アカウントを通じて下記のようにコメントしている。
「私たちは全てのコミュニティ、人間性を信じています。私たちのスニーカーを履いてくれる人たちからスニーカーを作る人たちまで、私たちはすべての人々の人生を歓迎し、最高の誠実さをもって行動することを約束します。」
「ニューバランスと世界中にいる従業員は、地域社会をより良くするために努力しています」
■騒動の裏側で...
一方、この騒動の裏側で、リーボックがユニークなPR活動を行っていた。
Twitter上でニューバランスを燃やす動画などを投稿していたユーザーに対して、「DM(ダイレクトメッセージ)を送って」といったコメントを返信していたのだ。
「トイレが詰まっちゃったみたいだから、DMを送ってね。ウチのスニーカーを送るよ」
「スニーカーを切らしたみたいだね。DMを送って、助けてあげられるかも!」
「反トランプ」を掲げた人々が起こした騒動に便乗した形になるが、Twitterユーザーは、茶目っ気のあるリーボックの投稿を楽しんだようだ。
「リーボック最高。長距離ランナー向けの靴を教えて!」
なお、この件に関してニューバランスとリーボックは特に声明は出していない。
■関連画像集「リーボック×ジジ・ハディットのキャンペーン画像」
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