有馬記念、優勝はサトノダイヤモンド キタサンブラックは接戦で敗れる

ルメール騎手は、お立ち台でのインタビューで感極まり涙。

一年の締めくくりを飾る大一番、競馬の第61回有馬記念は、単勝1番人気だったサトノダイヤモンドが、ゴール直前に差して優勝した。接戦となった2着はキタサンブラック、3着はゴールドアクターだった。

サトノダイヤモンドは、序盤は先行した馬たちの様子を見ながら、徐々にポジションを上げていった。その後、キタサンブラックの後ろにぴたりと着き、最後の直線でラストスパート。ゴール直前でキタサンブラックを捉え、接戦を制した。

騎乗していたルメール騎手は、お立ち台でのインタビューで感極まって涙を見せ「テンションがすごく高い、すごく嬉しい。競馬は時々難しいけど、今日はすばらしいです。リラックスしたから直線で伸びた。馬がゴールまですごいがんばった」と話した。

キタサンブラックはファン投票では一位を獲得していた。21日に行われた公開枠順抽選会で、武豊騎手が自らクジを引き、有利とされる最も内側の1枠1番を引き当てていた。

馬主で歌手の北島三郎さんは、レース前のインタビューで優勝した場合には恒例の歌唱はあるのかと聞かれ「やるしかないでしょう」と話していた。残念ながら悔しい2位に終わったが、『優駿』編集部のTwitterによると北島さんは「まつり」を歌って中山競馬場を盛り上げたという。

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第61回有馬記念優勝、サトノダイヤモンド

第61回有馬記念優勝、サトノダイヤモンド


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