SMAP解散、後輩・TOKIOの国分太一語る「好きになれない時期あった」

「なんだろうなこのグループ、あんまり好きになれないなと思ったこともあった」(国分太一さん)
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imagenavi via Getty Images

年内で解散を発表しているアイドルグループ、SMAPのラストステージと発表されていたフジテレビ系「SMAP×SMAP(スマスマ)」の最終回が12月26日に放送された。5人が揃う最後の姿を見た芸能関係者からも多数の惜しむ声が上がっている。ジャニーズ事務所の後輩、TOKIOの国分太一は27日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」で、約2分間に渡って思いを語った。

国分さんは番組で、SMAPの功績について以下のように語った。

SMAPがデビューした時って、その前の先輩が光GENJIで、爆発的に売れたんですね。そのあとにSMAPが出るって行った時、いいスタートを正直、切ってないって思ったんですよ。デビュー曲が(オリコンチャート)一位にならなかったりとか。音楽番組もどんどんなくなっていくんですね。自分たちが思い描いていたデビューとはちょっと違ったと思うんですよ。TOKIOもそうだったんですけど。それでコントとか、人を笑わせて歌を歌うっていう、そういうことを自分たちで考えてスタートした。そこにファンの皆さんが付いてくる。

また、続いて、SMAPを好きになれなかった時期もあると複雑な思いを吐露した。しかし、最終回のスマスマを見て、その評価は変わったようだ。

スマスマを見ながらでも、正直な話、僕SMAPを認めたいと思いたくなかったんですよ、僕その時は、いつかSMAPを超えたいから。認めてしまったら僕はあの先輩にかなわないんじゃないかと思ったりしたから。

数年前とか、SMAPのことも「うーん、なんだろうなこのグループ、あんまり好きになれないな」と思ったこともあったんですけど。でも、昨日のスマスマを見て、「こんなことをやっていたんだ、SMAPは」って思った時に「俺ってちっちぇ人間だな」って思ったり、正直しました。やっぱりもうね、この先輩は超えられないなって。

今回SMAPは、解散という言葉を使ってはいますけれど、後輩の中では、「欠席」だと思ってるんじゃないかなって思うんですよ。ジャニーズ事務所の中で。欠席という札を、出席を裏返して、欠席にしてるだけじゃないかなと。後輩たち全員待っていると思います。いつかまた出席に変わればいいと思います。先輩、本当にありがとうございました。

■ラストステージの様子

26日に放送されたスマスマの最終回は過去の映像がメインで構成されていたが、最後にSMAPが5人全員で「世界に一つだけの花」を歌った。

歌い終わったメンバーが頭をさげる中、スタジオには白い幕が下ろされた。曲が終わると、他のメンバーはまっすぐ前を見つめる中、リーダー・中居正広さんは一人でカメラやスタッフに背中を向け、必死に涙を見せまいとしていた。

また、曲の最後の部分で、中居が手を頭の上に高く掲げ、5、4、3、2、1……と指を折り、手を振る演出が「最後まで5人の絆を表現したのでは」とTwitterなどで感動の声が挙がっている。

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