「プロポーズを迷った52年前の自分へ」76歳男性が貫いた一途な愛とは

76歳男性のせつない言葉が今、静かな感動を呼んでいる。
Couple sitting at dinner table, man holding engagement ring, close-up
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Max Oppenheim via Getty Images

76歳男性のせつない言葉が今、静かな感動を呼んでいる。

12月29日にTBS系で放送された「爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2016」。全国各地の高齢者が若いときの自分に向けてビデオレターを送るというコーナーで、彼は登場した。

茨城県境町の秋元秀夫さんだった。雪が降る田園地帯を背景に、彼は24歳のときの自分にメッセージを投げた。それは以下のような言葉だった。

おい秀夫!74歳になったお前だ。元気か?

お前は勤め先で知り合った、

顔の小ちゃい可愛いハナちゃんとつきあうことになるぞ。

あんまりモテないお前は

こんな俺なんかっていうことで

結婚を迷うけど思い立ったらすぐ行けよ。

なぜならハナちゃんは2年後で病気で亡くなるんだ。

お前はすごく後悔し悲しんでずっと忘れられなくなる。

だから76歳になった今でも独身のままだ。

だから秀夫 俺の代わりに伝えておいてくれ。

俺の人生の中で一番愛してたのはハナちゃんだ。

そして最も好きだったのがハナちゃんだ。

よろしく伝えておいてくれ。

ハナちゃん、愛してるよ。

彼の言葉に対して、ネット上では「涙が止まらない」「感無量」との感激する声が出ている。

■関連スライドショー(2016年に結婚した人々)

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