「自分を信じれば夢は叶う」ダウン症のカップルがマジカルな結婚式に込めたメッセージ

「出会った途端に惹かれあった」そんなふたりの結婚式は、大好きなものだらけになりました。

ポリー・ギブソンとジョー・ミノーグにとって、その日はとにかく特別でマジカルな一日になった。

共にダウン症であるポリーとジョーは、2016年5月にイギリス・サリー州にあるブリュワーストリート・ファームハウスで結婚式を挙げた。式には家族や友人あわせて200人が参加した。

ふたりが「ウェドフェスト」と名付けたその結婚式は、ユニコーン、歌うウェイター、キラキラのケーキ、色とりどりの飾り付け、そしてダンスなど、新郎新婦が大好きなものであふれていた。

ユニコーンの王座に座る、新婚のふたり(LEELA BENNETT PHOTOGRAPHY)

キラキラのレインボーケーキ(LEELA BENNETT PHOTOGRAPHY)

「私たちは二人とも、歌やダンスが大好きです。結婚式では、大好きな曲をかけました。ジョーが彼の兄弟と一緒にレッドカーペットを歩く時には『君はともだち』、私は『星に願いを』を選びました。誓いの言葉を交わす前に『I Do, I Do, I Do』をかけた時には、ゲストの皆さんが楽器を吹いてくれました。指輪を交換する前に『Come What May』でダンスをして、『I’m a Believer』を聞きながら、紙吹雪にまみれて退場しました」と新婦のポリーはロックロールブライド誌に語った。

おめでとう!(LEELA BENNETT PHOTOGRAPHY)

新婦の母ジャネット・ギブソンは、ポリーとジョーは特別な関係を築いているとハフィントンポストUS版に話した。

「ふたりはお互いのことをいつも気にかけ、助け合い、思いやっています。ポリーの方が強いですね。ジョーはしっかり者で、ポリーが大好き。ふたりは互いに安心でき、尊敬しあえる関係です」

みんなの前で寄り添うふたり(LEELA BENNETT PHOTOGRAPHY)

ポリーとジョーは、8年前にセントラル・サセックス・カレッジで出会った。「出会った途端に、お互い惹かれあいました」とポリーは話している。

ポリーは、ふたりのラブストーリーを知ってもらうことで障害を持つカップルを勇気づけたいと願っている。

「誰かと付き合っている人たち、中でも特別な支援を必要としている若い人たちに『夢を持って欲しい、そして自分を信じ、どんなことだって可能だと思って』と伝えたいんです」と、ロックンロールブライド誌のインタビューで答えた。

ウェディングケーキ入刀。(LEELA BENNETT PHOTOGRAPHY)

結婚おめでとう。ポリーとジョーのマジカルな一日を、写真でさらにご紹介しよう。

ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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写真家が撮った、ダウン症の子供たち


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