フロリダのワニはたくさんいるが、メスでこんなに巨大なのは珍しい(動画)

「散策している時に偶然、ワニに出くわしたんです」

これは、そんなにお目にかかれない珍しい光景だ。

フロリダ中部レイクランド郊外にあるサークルBバー保護区で1月15日、優にミニバンと同じくらいの長さがある巨大なワニが、自然愛好家たちとばったり出くわす様子が動画にとらえられた。1人の勇敢な目撃者は、「とてもワクワクした」光景だったと説明した。

現在急速に広まっている動画をFacebookに投稿したキム・ジョイナーさんは16日、ハフィントンポストUS版に「散策している時に偶然、ワニに出くわしたんです」と語った。

フロリダの人たちは、この巨大なワニが自分たちのいた小道を横切るという思いがけないもてなしを受けた。「私は外に出てたくさん写真を撮っては歩き回っています。ワニは頻繁に横断するので、この巨大なワニがやって来るのを見ても怖くありませんでした。ただスペースを空けてあげればいいんです。ワニは、1つの沼地から別の沼地へ移りたいだけですから」と、ジョイナーさんは言った。

この巨大なワニが、1267エーカー(約5.1平方キロメートル)の自然保護地域内にある8〜10フィート(2.4〜3メートル)幅の道を渡りきるのに、約30秒かかった。その背景にいる何人かの人たちは、手にカメラを持ったまま呆然と見ているのがわかる。

オスのワニが10フィート(3メートル)以上の長さになることはあっても、メスのワニは、めったにそれ以上に成長することはないフロリダ州魚類・野生生物委員会によると、同州の記録では、捕らえられた最大のワニは14フィート(約4.3メートル)を少し上回った長さだという。

2016年6月には、サークルBバー保護区から約70マイル(約113キロメートル)南西にあるフロリダ州パルメットのゴルフ場で別の大きなワニが歩き回り、その様子が撮影された。そのワニは、全長15フィート(約4.6メートル)と推定された。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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