韓国の朴槿恵大統領の罷免が憲法裁判所で決まった3月10日、朴大統領の弾劾に反対する集会に参加していた2人が死亡した。
ハンギョレによると、警察当局は10日、ソウル中心部で開催された弾劾反対集会に参加した70代の男性と、身元未確認の男性が、それぞれソウル市内の病院に運ばれて死亡したと発表した。
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朝鮮日報によれば、70代の男性は10日午後1時ごろ、デモ参加者が警察車両をゆさぶったところ、バスの上に設置されていたスピーカーが落ちて頭を直撃し、病院に運ばれたが午後1時50分ごろに死亡した。
また、身元未確認の男性は午後12時15分ごろ、集会場近くの地下鉄安国(アングク)駅で意識を失ったまま見つかり、心肺蘇生が試みられたが病院で死亡した。警察は正確な死因を調べている。
この日の集会では、死亡した2人を含め、少なくとも4人が負傷して病院に搬送された。
【UPDATE】2017/03/11 12:12
ハフィントンポスト韓国版によると、10日の弾劾反対集会に参加し、負傷していた70代の人物が11日午前6時40分ごろ、搬送先の病院で死亡した。弾劾反対デモの死者は計3人になった。警察が詳しい死因などを調べている。
ハフィントンポスト韓国版に掲載された記事を翻訳しました。