栃木県那須町のスキー場「那須温泉ファミリースキー場」付近で3月27日に雪崩が発生し、巻き込まれた県立大田原高山岳部の男子生徒7人と男性教員1人が死亡した事故。朝日新聞デジタルによると、県警は那須塩原署に特別捜査班を設置し、業務上過失致死傷容疑で捜査している。
時事ドットコムによると、亡くなった8人は次の通り。
【高校生】高瀬淳生(16)=矢板市荒井=▽浅井譲(17)=那須塩原市東豊浦=▽佐藤宏祐(16)=大田原市狭原=▽奥公輝(16)=さくら市氏家=▽萩原秀知(16)=高根沢町宝積寺=▽大金実(17)=那須塩原市大原間=▽鏑木悠輔(17)=那須町寺子丙=
【教諭】毛塚優甫(29)=大田原市本町=。(2017/03/28-00:46)
(亡くなった高校生と教諭=栃木スキー場雪崩:時事ドットコムより 2017/03/28 00:46)
NHKによると、8人の死因は圧死で、雪の重みで呼吸ができなくなったとみられる。講習会は県内7高校の山岳部が参加した「春山安全登山講習会」で、8人を含む生徒と教員の計48人が積雪をかき分けながら歩く「ラッセル訓練中」に雪崩に巻き込まれた。
今回の雪崩事故を画像で振り返る。
雪崩現場から救出された人を搬送する消防隊員ら=27日午後2時25分、栃木県那須町
消防隊員に付き添われ、スキー場から下山する高校生ら=27日午後、栃木県那須町
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雪崩が起きた現場上空に小型無人機(ドローン)を飛ばし、状況を確認するためスキー場へ向かう消防隊員=28日午前、栃木県那須町
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