エイプリルフール不参加、外務省のお詫びツイートが「お硬い」と話題に

外務省がエイプリルフールに参加しなかったことをお詫びし、その方法が話題になっています。
時事通信社

外務省がエイプリルフールに参加できなかったことを報告したツイートの中で、「お詫び」の気持ちを示した写真が話題となっている。

このツイートは、外務省が若者向けに情報発信している「やわらかツイート」で、4月2日に投稿されたもの。エイプリルフールに参加できなかったことを謝罪した上で、こんな写真を公開した。

ツイートに出てくる「詫び石」は、人気ゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」で、サーバー障害などが発生した場合に、そのお詫びとして利用者に無償で配られる「魔法石」と呼ばれるアイテムのこと。

ゲーム上のアイテムを真似た内容のツイートに対し、「それもらえるのかしら?」と『詫び石』の配布を求める声や、石だけに「政府の考えることはお硬いですね」とコメントをする人もいた。

外務省はツイートの中で、エイプリールフールに参加しなかった理由について「炎上ネタした思い浮かばなかった」とコメント。これに対しては、「お察しします」「外務省の炎上はシャレにならない」と理解を示す声が相次いだ。

ハフィントンポストは4月3日、外務省に話を聞いた。

担当者は、お詫びツイートの経緯について、「エイプリルフールに話題のある内容を考えていたが、公的機関であるのでふさしくない内容は出せない。そのため新しい取り組みとして、当日は何も出さず、お詫びを出す方法を挑戦した」と説明。

ツイッター上で反響があったことに対しては、「『面白い』など好意的な反応が多かった。『国際情勢と関係ない』などの指摘もあったが、様々な意見を今度の情報発信に役立てたい」と話した。

どんな「炎上のネタ」があったのかを尋ねると、詳細を明らかにしなかったが、「国際関係の話で、ロシア外務省に匹敵するような話題性のあるネタもあったが、このタイミングで出すものではないと判断した」述べた。

エイプリフールでは、ロシア外務省が、外交官やハッカーの利用を案内する動画を公開。アメリカ大統領選でヒラリー陣営のメールが流出にロシア側が関与した疑惑などを背景としたネタとみられ、衝撃が広がっている。

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