伊藤博文・刑事部長とみられる遺体発見、自殺か 静岡県警、4月10日から行方不明

静岡市の山中で、行方不明だった県警刑事部長の伊藤博文警視正とみられる遺体が見つかったと、共同通信などが報じた。
静岡県警

4月10日夜から行方不明になっていた静岡県警の伊藤博文・刑事部長(58)とみられる遺体が4月13日、静岡市葵区の山中で見つかった。共同通信などが報じた。

時事ドットコムなどは現場状況から「自殺とみられる」としており、県警は動機などを調べている。

朝日新聞デジタルが12日に県警からの情報として伝えたところ、伊藤部長は10日午後5時20分ごろに勤務を終えて退庁。静岡市葵区の自宅に帰ったが、午後9時ごろに自宅を出たまま翌11日朝になっても戻らなかった。11日に静岡中央署が家族からの行方不明届を受理。約60人態勢で静岡市内を中心に捜索していた。

テレ朝newsは12日、「伊藤刑事部長は10日の帰宅後に家族と口論になり、1人で家を出たという」と報じていた。毎日新聞は「県警は、伊藤刑事部長が個人的な悩みを抱え、自らいなくなった可能性もあるとみて調べていた」と伝えた。

伊藤部長は静岡県警の刑事部門のトップ。県警の公式サイトに掲載されていた伊藤部長のプロフィールは、12日に削除されていた。プロフィールによると、伊藤部長は北海道夕張市出身。静岡県立新居高校を卒業後、静岡県警に採用された。

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