加藤一二三九段、ファンに感謝の引退メッセージ「幸せな棋士人生をありがとうございました」

「本日を持ちまして、わたくし加藤一二三は公式戦からは現役を退く運びとなりました」
時事通信社

現役を引退した棋士の加藤一二三九段(77)が対局終了後の6月20日夜、自身のTwitterでファンに向けて感謝のコメントを投稿した。

加藤九段は20日の「第30期竜王戦」6組の対局で高野智史四段(23)に敗れ、62年10カ月にわたる現役生活にピリオドを打った。午後8時10分に加藤九段が投了し対局が終了すると、加藤九段は対局を振り返る感想戦をせず、すぐに対局室を出て、将棋会館を後にした。


Twitter上では加藤九段の対応に賛否はあったものの、「感想戦なしってほんとに悔しくて辛かったんだな」「貪欲に勝ちを求め負けたら腹の底から悔しがる。だからこそ63年勝負師を続けられたのだ」など、理解を示す声が多くあがった。

対局終了から2時間ほどたった午後10時頃、加藤九段は自身のTwitterに「幸せな棋士人生をありがとうございました」などと、感謝の気持ちを綴った。

加藤九段のコメント全文は以下の通り。



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