新幹線が深夜の住宅街をトレーラーで移動 鉄道資料館で余生を過ごすために

上越・東北新幹線で約20年走った2階建てのE4系先頭車両が21日未明、新潟市のJR東日本新潟新幹線車両センターから約20キロ離れた同市新津鉄道資料館に運ばれた。
朝日新聞社

深夜の住宅街、新幹線ゆっくり陸送 新潟

 上越・東北新幹線で約20年走った2階建てのE4系先頭車両が21日未明、新潟市のJR東日本新潟新幹線車両センターから約20キロ離れた同市新津鉄道資料館に運ばれた。来月から同館で展示される。

 先頭車両は長さ25・7メートル、幅約3・4メートル。21日午前0時、巨大な車体は大型トレーラーに積まれて車両センターを出発。深夜の住宅街をゆっくりと通り抜けた。途中の交差点では何度も切り返し、約3時間かけて到着した。

 E4系は現在、上越新幹線だけで走行しており、JR東日本は2020年度末までにすべて新型車両に入れ替える方針。

(朝日新聞デジタル 2017年06月21日 07時12分)

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