北朝鮮、特別重大報道で「ICBMの発射実験に初めて成功」発表

北朝鮮の国営メディア朝鮮中央放送は7月4日午後3時30分から(日本時間)「特別重大報道」を放送し、朝鮮労働党の金正恩委員長の立ち会いの下、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に初めて成功した」と発表した。
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北朝鮮の国営メディア朝鮮中央放送は7月4日午後3時30分(日本時間)から「特別重大報道」を放送し、朝鮮労働党の金正恩委員長の立ち会いの下で「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に初めて成功した」と発表した。

北朝鮮は4日午前、同国北西部の亀城(クソン)付近から日本海に向かって弾道ミサイル1発を発射。「特別重大報道」での発表は、このミサイルの発射を指したものと見られる。

菅義偉官房長官は午前10時すぎに開いた記者会見で、「本日9時39分ごろ北朝鮮西岸より弾道ミサイルが発射され、約40分間飛翔し、日本海の我が国の排他的経済水域内に落下したと見られます」と発表している。

一方でアメリカ太平洋軍は、北朝鮮が発射したのはICBMではなく中距離弾道ミサイルだったという見方を明らかにしている

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