リカちゃんから25年前に受け取った「招待状」携え、ファンら集まる 発売50周年イベントで

着せ替え人形「リカちゃん」の発売50年を祝うイベントが千葉県で開かれ、1992年に発売された限定モデルに付いていた25年後のパーティーの「招待状」を持った人たちが参加した。
時事通信社

リカちゃん50周年パーティー 25年前の約束実現「長い間ありがとう!」

着せ替え人形のロングセラー「リカちゃん」が発売から50年を迎え、17日に千葉・舞浜アンフィシアターで『リカちゃん 50周年記念パーティー ~リカちゃんとわたしの約束~』が開催された。1992年に発売された2500体限定『2017年 プレミアムリカちゃん』に付属された25年後開催予定のパーティー招待状を持参者と同伴者1人までの特別なパーティーを開き、平均年齢42歳、950人の“お友達”と25年越しの約束を果たした。

イベントには、『リカちゃん電話』で初代リカちゃんの声を担当した杉山佳寿子、リカちゃん好きで知られるタレントの山田邦子らが登場。杉山が聞き覚えあるリカちゃんボイスであいさつすると会場はどよめきが起こった。そのほかにもタレントの木下優樹菜やNMB48の市川美織がVTRでリカちゃんクイズを出題したり、2018年春発売予定のドレス新製品の公開ネーミング会議をしたりと、ファンにはたまらない内容が盛りだくさん。

終盤にはリカちゃんがステージに現れ、キュートなダンスを披露。拍手喝采を浴びたリカちゃんは会場から選ばれた参加者代表に向け感謝状を贈呈し、「25年間というとっても長い間待ち続けてくれてありがとう! リカもみんなも25年の間に、たくさんの楽しいことやちょっぴり悲しいこともあったと思うけど、こうしてみんながパーティーに参加してくれてとってもうれしいです」と大喜び。「きょうでパーティーの約束は終わってしまうけど、これからもリカはみんなとずっと一緒にいるよ! これからもよろしくね」と愛らしく呼びかけていた。

会場ではリカちゃんへのお祝いメッセージボードや歴代リカちゃんの展示、フォトスポット、リカちゃん用のフォトスポットなどのブースが用意された。来場者の平均年齢は42歳、海外からのファンも駆けつけ、男女問わず幅広い世代の来場者で賑わいをみせていた。

【関連記事】

注目記事