高須克弥院長、イエス高須クリニックの「キャッチコピーは亡き妻が遺した宝」 法廷で涙の訴え

美容外科「高須クリニック」の院長が、国会で陳腐なCMの例として、「イエス○○」を挙げられ、名誉を傷つけられたと訴えた裁判が始まった。
時事通信社

美容外科「高須クリニック」を運営する医療法人が、国会での大西健介衆院議員(民進)の発言で名誉を傷つけられたとして、大西氏と民進党、蓮舫代表らに計1000万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の第1回口頭弁論が7月24日、東京地裁で開かれた。

訴状などによると、大西議員は5月の衆院厚生労働委員会で、悪徳な美容外科の広告や勧誘の問題を追及。質問の中で、固有名詞と連絡先だけを連呼する業者のCMを陳腐だとし、例として「イエス!まるまるクリニック」と発言した。クリニック院長の高須克弥氏側は「発言が『イエス!高須クリニック』を指すことは明らか。陳腐なCMを行っているというレッテルを貼られた」と訴えている

民進党側は請求棄却を求め、高須氏は「法令を守らず詐欺まがいのビジネスをしている印象を与えており、許せない」と訴えた。テレ朝newsは次のように報じた。

口頭弁論で、高須克弥院長は「キャッチコピーは亡くなった妻の遺産で、私の大切な宝だ」と声を詰まらせながら話しました。高須クリニック・高須克弥院長:「冷静にやろうと思ったが、だんだん感情が高ぶってきて、ちょっと泣けてきました。あそこに蓮舫代表と大西議員がいたらずいぶんすっきりしただろうと思うけど、弁護士だけでのれんに腕押しみたいですごくむなしかったです」

一方、民進党側は「クリニック側の大西議員の質疑の要約は恣意(しい)的なものである」などとして訴えを退けるよう求めました。

高須院長、“イエス!”は亡き妻の遺産…法廷で訴えより 2017/07/24 23:28)

◼️西原理恵子さんは"法廷画家"デビュー

24日の第1回口頭弁論では、高須氏と事実婚の関係にある漫画家の西原理恵子さんが傍聴。最前列に座った西原さんは、スケッチブックにペンを走らせ、"法廷画家"デビューを果たした。高須氏が自身のTwitterに投稿した。

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