聖徳太子の旧1万円偽札、100枚密輸容疑 愛知
聖徳太子が描かれた旧1万円札の偽物を中部空港から輸入しようとした職業不詳の男(66)=自称愛知県一宮市=について、愛知県警が関税法違反(輸入禁止貨物の輸入未遂)容疑で今月、逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。男は7月に税関に偽札を押収された際、「本物かどうか確かめるために持って来た」と話していたという。
捜査関係者によると、男は7月14日、フィリピン・マニラ発の航空機で中部空港に到着後、関税法で輸入が禁じられている偽の旧1万円札100枚を、上着のポケットに入れて国内へ持ち込もうとした疑いがある。入国検査で税関職員が見つけ、偽札の疑いがあるとしてその場で押収した。
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男は、「ベトナムで手に入れた」「他にも大量に旧1万円札があった」などと説明しており、県警などが入手経路や製造元を調べている。
(朝日新聞デジタル 2017年09月14日 15時25分)
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(朝日新聞社提供)