ある飛行機が、ドイツ全体に及ぶ巨大なクリスマスツリーを航路で描いた。
このツリーを描いたのは、欧州航空機大手エアバスの飛行テストチーム。飛行ルートを追跡できる「Flightradar24」によると、チームは12月13日にドイツ北部の都市ハンブルクを出発。円やジグザグを描きながら、約5時間かけて巨大なツリーを描き上げた。
An early Christmas gif from the @Airbus A380.
— Flightradar24 (@flightradar24) December 13, 2017
See how Airbus drew their tree at https://t.co/YQPtQ179tG pic.twitter.com/ah1eBzFGGY
なお、エアバスのライバルにあたるアメリカ航空機大手ボーイングも、過去に飛行テストでお絵かきを披露している。ボーイングは2月には9時間かけて「MAX」の文字を、8月には約18時間かけて飛行機の絵を描いていた。
Because the @BoeingAirplanes 737 MAX's 'MAX' needed a gif too.
— Flightradar24 (@flightradar24) February 12, 2017
📡 https://t.co/CYThsvF2wQ pic.twitter.com/RiTdlO7ooW
Time FLIES when you're having fun ✈️#avgeek [Total flight time: 18 hrs, 1 min] https://t.co/151oNsMFOY pic.twitter.com/ThNWC5IM5k
— Boeing Airplanes (@BoeingAirplanes) August 3, 2017
今回エアバスがテスト飛行に使ったのは、エミレーツ航空のA380機だった。A380は「スーパージャンボ」と呼ばれる超大型機だが、受注総数の半数近くがエミレーツ航空によるものだ。
しかし、近年はコスト重視などの風潮に押され、A380より小型の「ドリームライナー」などを展開するボーイングに受注を奪われる事態も起きていた。今回のツリー描画は、ライバルに対抗したお絵かきとも考えられそうだ。