キッスのジーン・シモンズ、セクハラで訴えられる

インタビュー中、女性司会者に抱きついたり、尻を触ったという。
Eduardo Munoz / Reuters

ロックバンド「キッス」のベーシスト、ジーン・シモンズ(68)が12月15日、ある女性司会者から匿名でセクハラ被害を訴えられた。

ロサンゼルス郡上級裁判所に提出された訴状によると、「ジェーン・ドウ」という仮名の司会者が11月1日、カリフォルニア州のハイランドにあるシモンズが経営するレストラン「Rock & Brews」でシモンズにインタビューしたところ、「望んでいない、不当な性的関係」を求められたという。

司会者の代理人ウィリー・W・ウィリアムズ氏は地元紙「サンバーナーディーノ・サン」の取材に、アナウンサーは身元の公開を拒み、匿名のままでいることを望んでいると述べた。今回提訴した司会者は、「長い間、地元のロック専門放送局に勤めている番組パーソナリティ」だという。

訴状によると、今回のセクハラ疑惑はレストランの「楽屋」で起きたという。シモンズは司会者の手を握り、無理やり膝の上に乗せ、そこで抱きついたという。シモンズはまた、司会者の質問に対し、「性的な言葉」で返し、彼女に「極めて不快な」思いをさせたという。

またこの司会者はインタビューの最後、集合写真を撮影した時にシモンズが自分の尻を触っていたと主張している。

シモンズは17日、Twitterでセクハラ疑惑を否定。「実際には、私はその人物に性的な暴力を奮ってはいません。今回の提訴に述べられているような振る舞いもしていませんし、決して彼女を傷つけるような行為はしていません」と、Twitterに投稿した声明で主張している。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。