あわら市長、市長室でキスした相手女性の告訴を検討「5000万円を要求された」

恐喝未遂容疑、警察に相談しました。
※写真は12月12日の記者会見の様子。橋本達也市長は知人女性に市長室でキスをするなどの不適切な行為をしたことに関して説明した。
※写真は12月12日の記者会見の様子。橋本達也市長は知人女性に市長室でキスをするなどの不適切な行為をしたことに関して説明した。
時事通信社

公務中に既婚者の女性にキスをしたとして、福井県あわら市の橋本達也市長に非難の声が出ている。

渦中の橋本市長は12月18日、キスをした女性とその夫から示談金5000万円を要求されたとして、2人を恐喝未遂容疑で告訴する方針だと表明した。

あわら市広報課がハフポスト日本版の取材に対して明らかにした。

橋本市長は2013年、公務中に既婚者の女性に対して、一緒に乗った車の中で抱きついたり、市長室でキスをしたりした。女性の夫から抗議され、詫び状を書いて渡したという。

橋本市長は12月12日、報道陣にこれまでの経緯を説明。一連の事実関係を認めた上で、「市民に対して恥ずかしい」と陳謝していた。

一方で、橋本市長は12月18日に再び記者会見を開いた。その中で、8月15日に女性とその夫に市内に呼び出され、「8月中に5000万円を支払うよう要求された」と説明した。橋本市長は12月18日、あわら警察署に相談したという。

橋本市長は「相手が好意を持っているものと思っていた」と述べ、合意の上での行為だったと主張。自身の進退については「熟慮中だ」と話しているという。

ハフポストの記事をもっと読む

注目記事