12月17日に81歳の誕生日を迎えたローマ法王。
世界に12億人を超える信者がいるといわれるローマ・カトリック教会の最高指導者は、法王となってから迎える5回目の誕生日を、バチカンにある子ども病院の子たちと一緒にピザで祝った。
ピザは長さ4メートル。ただしこれはローマ法王自身のためではなく、招いた子供たちのために用意されたものだ。
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ピザに立てられたロウソクを吹き消した後、法王は子供たちに冗談めかして「さあ、4メートルのピザを食べてください。体に良い食べ物を食べましょう。ちゃんとした食事をすると、大きくなりますよ」と伝えた。
ローマ法王はその後、ピザパーティーに参加した子どもたちや彼らの両親、そして子ども病院のボランティアの人たちに、子どもたちが幸せに生きることの大切さを訴えた。
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「子供たちの喜びは、私たちの宝物です。彼らがいつも喜びにあふれるようにするのは、私たちの責任です」
「子供たちに悲しい思いをさせてはなりません。親が喧嘩して家庭が問題を抱えていると、子供たちは苦しみます。子供たちを悲しませてはいけないのです」
ローマ法王は、ピザ好きで知られる。2015年のインタビューで「ローマ法王になるのは嫌いではないが、気軽にピザを食べにいけなくなったのが残念だ」と話している。
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庶民的な食べ物をこよなく愛するローマ法王に、親近感を感じる人も少なくないようだ。
「法王、いい奴だね。誕生日を4メートルのピザで祝ったんだって」
「私が法王を支持する理由:誕生日をピザで祝ったから」