盗撮疑われ、線路を逃走⇒出頭したのは警察官だった。

県警は県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検する方針です。
※写真はイメージです
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北九州市のJRの駅で11月、電車内で盗撮を疑われた男が線路に飛び降りて逃走した。出頭したのは、なんと警察官だった。NHKニュースなどが報じた。

この警察官は、福岡県警北九州市警察部の30代の巡査部長。盗撮行為を認めており、警察は近く県の迷惑防止条例違反の疑いで書類送検する方針だ。

11月28日、北九州市の八幡東区のJR鹿児島線スペースワールド駅で、電車内で女性に盗撮したとして取り押さえられた男が、駅員に引き渡される際にホームから飛び降りて逃走。この影響で、上下線で数分間に渡って運転を見合わせた。

県警が鉄道営業法違反などの疑いで捜査していたところ、巡査部長が数日後に「盗撮を疑われて逃げた」と言って出頭したという。

県警は西日本新聞の取材に対して、巡査部長を逮捕しなかった理由について「自首に近い状況で、罪証隠滅の恐れもなかった」と説明している。

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