チケキャン、2018年5月に終了 ミクシィが正式発表

閉鎖報道を「当社が発表したものではない」と声明を出した同日だった

ミクシィ「チケットキャンプ」来年5月末終了を正式発表

IT大手ミクシィは27日、同社の子会社「フンザ」が運営するチケット転売サイト「チケットキャンプ(チケキャン)」のサービスを来年5月末で終了することを正式に発表した。

チケキャンをめぐっては、チケットの高額転売が問題視されており、今月上旬にはジャニーズ事務所の商標権を侵害した疑いで兵庫県警がフンザを家宅捜索。7日には公式サイトでサービスの一時停止と一連の問題について調査委員会を設置すると発表していた。

27日、ミクシィは文書で調査報告を発表。そのなかで「1. チケットキャンプ事業の終了」「2. 関係者の処分について」として今後の対応をまとめた。

チケキャンの事業については、「一時停止しておりますチケットキャンプの事業を、2018年5月末をもって完全に停止サービス提供を終了します」と発表。現在サービスを利用している人の問い合わせに対応するため、5月末まで一部サービス・窓口を継続するとしている。また、処分についてはフンザの笹森良代表取締役、酒徳千尋取締役の辞任などが決定した。

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