2018年のゴールデングローブ賞では、ハリウッドで大きな騒動になっている性的暴行被害者との連携を示す「#MeToo」運動などがテーマになり、レッドカーペットを歩いた俳優約300人が黒いドレスやタキシードに身を包んだ。
アメリカのニューヨーク・タイムズ紙は1月8日、ゴールデングローブ賞に合わせて制作した動画を公開。
「真実には声がある(The truth has a voice)」とのコピーがテーマになっており、再生回数が投稿から1日で100万回を突破するなど、反響を呼んでいる。
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動画では、「He said(彼は言った)」というフレーズに「She said(彼女は)」との言葉が覆いかぶさるように浮かび上がり、やがて「She said」のフレーズで埋め尽くされていく。最後には、「真実には力がある」「真実は脅かされない」などの言葉が表示される。
同紙は2017年10月に大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラ疑惑を報道し、これが「#MeToo」運動のきっかけとなった。
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この動画で言及される「彼女」は、セクハラや性的暴行被害などを受けたことを打ち明ける「告発者」を示しているとみられる。
同紙は動画の説明文に「私たちは、説明する力を持っています。 公平に。 ニューヨーク・タイムズのジャーナリストは、永続的に続くセクシュアル・ハラスメントの真実を明らかにするために、時には何カ月もの間、証言を調べてきました」とつづっている。