ホリエモンが『R-1ぐらんぷり』1回戦を突破 過去の事件もネタに?「覚悟を決めてる」

ブレーンは決勝常連の「あの人」
R-1ぐらんぷり公式ツイッター(@R1GRANDPRIX) / Twitter
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ホリエモン、『R-1』目標の1回戦突破 参謀エハラ効果バツグンで勝ち進む

"ホリエモン"こと実業家の堀江貴文氏(45)が9日、東京・新宿のシアターブラッツで行われた"ひとり芸日本一"を決める『R-1ぐらんぷり2018』1回戦に出場し、見事に初戦を突破した。

『ドラえもん』の、のび太をイメージしたという衣装でホリエモンが登場すると会場には笑いが。R-1決勝常連のエハラマサヒロがブレーンとなり、小学生の作文コンクールという設定で大人になってプロ野球の球団やフジテレビを「買いたい」と夢を語るネタで爆笑を巻き起こした。「とりあえず1回戦(突破)」と控えめな目標を口にしていた堀江氏だが、同日夜に発表された2回戦進出者の中に見事に名を連ね、次のステージに駒を進めた。

出演後に囲み取材に応じた堀江氏は「初めての経験なので、ミュージカルの初演のときぐらい緊張した」と苦笑い。手応えについては「一応、笑いのポイントで笑いが出たので、とりあえず安心した」と笑顔を見せた。ネタに関しては「身を削ってます」と言い切ったが「人の何十倍も身を削ってるんですけど体重は全然、変わらない」とジョークを飛ばす余裕もあった。

出場の動機については知人の経営者がM-1グランプリで2年連続で敗退したこと、売れていない若手芸人へ道を示すためと説明。「若手の売れてない芸人さんとも交流がある。彼らにどうやったら、うまくいくのかを見せたい。ただ、お笑いを愚直に頑張っても、ナチュラルな笑いの天才に勝てない。考えて戦略を立てて勝負していかないと天才に勝てない。全くの素人の僕がどこまでできるのか、やってみると説得力があるので。そういうのが見せられたら。言うだけじゃ伝わらないので、彼らの刺激になるんじゃないかな」と真剣な表情で、兄貴肌で面倒見がいい一面を見せていた。

新ネタの構想は多くあるが「練習時間を取れるかどうか...」とぽつり。エハラは「自分のネタを考えるよりも簡単なんです。事件も山ほどあるんでね」とにやりとし、堀江氏も「お笑いをやるので覚悟を決めてる。フルでOKにしてます」と過去のできごとも全てネタにしていいという。

また、参謀役のエハラ効果も如実に出た。堀江氏にとって初のお笑いステージだったため、緊張からネタが飛んでもリカバリーができるようにと作文を読むネタにするなど、随所に細かいサポート。堀江氏は「プロのアドバイスってすごい。彼は、すごい分析している。『R-1ぐらんぷり』の最近の傾向と対策をすごい知ってる」と舌を巻いていた。

『R-1ぐらんぷり2018』1回戦は東京、名古屋、静岡、北海道、福岡、大阪、埼玉、千葉、沖縄の各地で13日まで行われ、決勝は今年春にカンテレ・フジテレビ系列の全国ネットで生放送される。昨年はお盆で股間を隠すというギリギリの裸芸を披露したアキラ100%が優勝した。

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