ペルー南部沖でM7.1の地震。落石で1人死亡、少なくとも65人がけが

建物の耐震性に課題と海外メディアが報道
ペルー南部沖で起きた地震情報。アメリカ地質調査所の公式サイトより
ペルー南部沖で起きた地震情報。アメリカ地質調査所の公式サイトより
アメリカ地質調査所

ペルー南部沖の太平洋で1月14日午前4時18分(日本時間14日午後6時18分)ごろ、マグニチュード(M)7.1の地震があった。アメリカ地質調査所(USGS)が発表した。

ロイター通信によると、この地震で生じた落石により1人が死亡。少なくとも65人がけがをしたという。

震源はペルー南部のアカリから南西約40キロの太平洋で、深さは36キロ。停電や道路の陥没などが生じているところもあるという。クチンスキ大統領は現地入りし、最も被害が大きいとみられる2つの地域を視察。数百棟の家屋が倒壊していることを明かした。

ペルーでは地震が頻発しているが、多くの家屋で丈夫な建材は使われておらず、耐震性能に課題があると、ロイター通信は指摘した。

CNNは、この地震による津波の危険はないと報じた。

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