「コロコロコミック」3月号、小学館が販売中止に チンギス・ハーンの落書き騒動

チンギス・ハーンの肖像に、男性器を模した落書きを書き込む表現などに抗議が寄せられた。
コロコロコミック公式サイトより
コロコロコミック公式サイトより
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小学館は6日、モンゴルの英雄チンギス・ハーンの肖像に落書きする描写で騒動となった『コロコロコミック』3月号(2月15日発売)の販売を中止すると公式サイトで発表した。

問題となったのは同号に掲載された『やりすぎ!!!イタズラくん』(吉野あすみ氏)で、主人公がチンギス・ハーンの肖像を見て名前を解答する場面において肖像に男性器のような"落書き"が描きこまれるなどの表現があった。これにモンゴル出身で元横綱の朝青龍氏が同22日に自身のツイッターで抗議、駐日モンゴル大使館も23日に抗議文を発表。一部書店が同号の取扱いを中止するなど騒動となっていた。

公式サイトでは「『コロコロコミック』3月号については、販売中止とし、書店様にすみやかな返品をお願いすることといたしました」と対応を発表。また、「『コロコロコミック』3月号をお買い上げいただいたお客様で返品を希望されるお客様に対しては、定価相当を返金いたします」と購入者の返品にも応じる。返品方法については詳細が決まり次第、サイト上で告知するとしている。

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