東京の桜が開花。ところで、気象庁のいう"東京の桜"ってどこ?

平年より9日早く、2017年より4日早い開花となった。
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気象庁が3月17日、東京都心の桜の開花を発表した

平年より9日早く、2017年より4日早い開花となった。今週の暖かさでつぼみの急速に成長。1953年以来、最も早い開花となった2002年と2013年の3月16日に次ぐ早さとなった

ところで「東京の桜の開花」とは、東京のどの桜の木が、どういう状態になったら「開花」というのだろうか。

実は、桜の「開花」や「満開」といった表現は、特定の基準となる木の状態を観察して発表している。その、基準となる木を、「標本木」という。

気象庁が、東京の標準木としているのが、千代田区・九段にある靖国神社境内のソメイヨシノの木だ。5〜6輪咲いた状態が「開花」。標準木の8割以上開いた場合が「満開」となる。

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毎年、開花発表が出ると、この木に多くの報道陣や参拝客が集まり、撮影をする光景が風物詩となっている。

ウェザーニューズによると、関東南部は3月下旬〜4月初めにかけて見頃を迎える所が多くなるという。関東北部は3月下旬〜4月初めに開花ラッシュを迎え、4月上旬は「お花見を楽しめそう」とのこと。

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