沼津市長の大沼明穂氏が急死。自宅で倒れているところを市職員が発見

ITベンチャー社長から転身、人気アニメの「聖地」として街おこしに尽力しました
大沼明穂市長のプロフィール(沼津市の公式サイトより)
大沼明穂市長のプロフィール(沼津市の公式サイトより)
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静岡県沼津市の大沼明穂(おおぬま・あきほ)市長が3月21日に急死した。58歳だった。静岡新聞などが報じた。

毎日新聞によると21日朝、公務出席のため市内の自宅に迎えにいった市職員が、自宅で倒れている大沼市長を発見。救急搬送先の同市立病院で死亡が確認された。死因は調査中だという。

沼津市の公式サイトなどによると、大沼市長は1959年に沼津市に生まれる。市内の高校を卒業後、東京大学を経て、日本IBMに入社。2003年にITベンチャーの「ユビキタス・ビジネステクノロジー」を設立して社長に就任した。

■人気アニメの「聖地」として街おこし

2016年10月に「世界一元気な沼津をつくる」「市民参加型の市政実現」を掲げ、3選を目指した現職を破り初当選した。

沼津市は人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台となったことで知られている。大沼市長らは、「聖地巡礼」に訪れる多くのアニメファンに向けて、街おこしに力を入れていた矢先だった。

【訂正】「現在は2期目」と当初、書いていましたが正確には1期目でした。(2018/03/21 18:14)

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