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2018年03月29日 10時59分 JST | 更新 2018年03月30日 12時56分 JST

台湾に流れ着いたカメラ、誰のもの? 拾った児童らネットで捜索 ⇨ 東京の女子大生と判明

「海を渡ってきたカメラ、持ち主の元に戻れるか」とFacebookに呼びかけました

Facebook/Park Lee

日本の石垣島で海に流されたと見られるカメラが、約2年半後に、台湾の浜辺に発見されたーー。

カメラを地元の小学生が見つけ、先生がFacebookで「持ち主を探したい」と呼びかけたところ、ネット上で話題となり、東京に住む大学生のものと判明。無事に持ち主のもとに戻ることになった。

貝殻だらけのカメラ、台湾の小学生が発見

台湾東部、宜蘭県の浜辺で3月27日、地元の小学生たちが浜辺を掃除中に防水ケースに入ったデジタルカメラが落ちているのを見つけたという。

Facebook/Park Lee

小学生が見つけたのは、表面が貝殻だらけの物体。防水ケースに入っていたためカメラ内の写真データも無事だった。写真の最後の日付は2015年9月7日で、石垣島の町並みやダイビング中の様子などが写されていた。

先生は、「このカメラに残った写真を手がかりに、落とし主を探したい」と、Facebookに中国語と合わせて、日本語でも以下のように呼びかけました。

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海を渡ってきたカメラ、持ち主の元に戻れるか

本日、台湾の岳明小学校が行ったビーチクリーンイベントの中で、沢山な貝が付着した水中カメラが見つかりました。防水ケースを開けてみたら、まだ使えそうなカメラが現れました。本当はよくないと思いますが、持ち主の情報を掴むために私たちは写真データを確認しました。写真の最後の撮影日は2015年9月7日であることが分かりました。恐らく持ち主がその日にこのカメラを無くしたのではないかと考えられます。

 私たちの推測は、

・持ち主は日本人でしょう。撮影の場所から見れば、日本の石垣島である可能性が高い。写真に写る方も日本人のようです。

・持ち主は若者でしょう。家族との写真だけではなく、ダイビングの写真もあります。ダイビングの写真はとても綺麗ですが、個人情報のため、数枚しか公開しません。

・持ち主の元に返したいため、私たちはやむを得ずに写真を公開することを決めました。大変申し訳ございませんが、メディアとか転載とか、持ち主を探す手伝いをしていただけませんでしょうか。

・持ち主本人、あるいは写真の人について心当たりがある方、ぜひ連絡するようにお願いします。Facebookでのメッセージ、あるいはEメールでもいいです。私たちは、カメラを返します。

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公開した写真には、持ち主と見られる女性がダイビングを楽しむ様子や石垣島の風景が映されていた。

Facebook/Park Lee

翌28日に、東京都内に住む女子大生から「自分がなくしたカメラだ」と連絡があったという。

この大学生は、NHKの取材に「石垣島でダイビング中に流されたカメラがこんな形で見つかるとは信じられません。今年6月に台湾を訪れて直接、感謝の気持ちを伝えたいです」とコメントした。

貴重な旅の思い出の詰まったカメラが、無事に持ち主のもとに戻ってよかった。