あの人のことば
2018年03月29日 14時53分 JST | 更新 2018年03月29日 14時53分 JST

ステージ4の「乳がん」と戦いながら…夢だった保護猫カフェをオープン

「悠長なことは言っていられない」

 今、ペットにお金をかける女性が増えている。2015年の総務省の「家計調査」によると35〜59歳の単身世帯のペット関連支出(※)は、男性でひと月あたり1万434円。それに対し、同年代の女性は2万8249円と、男性の約2.7倍も支出しており、その後の2016年「家計調査」でも男性はひと月あたり1万7015円、女性は3万2154円と約1.9倍の差がある。

 さらに、2017年最新の「家計調査」の同年代では、男性の平均が下がり5743円、女性が4万696円と差は約7倍に。なぜ、今ペットにお金をかける女性たちが増えているのだろうか。

 今回の『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、産休中の番組MC・SHELLYに代わり、オアシズの大久保佳代子が"お留守番MC"として登場。「ワンニャンLOVEが止まらない」をテーマに、犬や猫が大好きな女性たちの本音に迫った。

(保護猫と触れ合えるカフェを開いている古橋典子さん)

 自宅を開放し、保護猫と触れ合えるカフェ「Bonis House」を営んでいる古橋典子さん。保護猫の里親になったことがきっかけで、自身も保護活動をするようになった。

 古橋さんは現在、里親になった7頭の猫に加え、常に30頭ほどの猫に囲まれた生活を送っている。日当たりのいいリビングにはゲージやキャットタワーが並び、ここで保護猫カフェを営んでいるという。古橋さんの家族は全員猫好きで、夫も積極的に猫の世話をしてくれ、日々助かっていると明かす。

 4人の子どもがいる古橋さんは「今は子どもに過干渉のお母さんが多いですよね。猫を飼っていると猫が優先になる部分もあって、ちょうどいいときもあるんです」と話す。古橋さん自身も「長女は過干渉気味で育ててしまった」と反省しているという。

ステージ4の乳がんと診断され......「悠長なことは言っていられない」

 保護猫カフェのオープンを決めた古橋さんには、過去に大きなきっかけがあった。ある日、古橋さんは病院でステージ4の「乳がん」と診断された。現在も抗がん剤治療中だという。古橋さんは「今までは学生の子どもがいたので、自分のパート勤務もやめられず、保護猫カフェなんて夢の話。宝くじが当たったらやりたいと思っていた」と振り返る。

 しかし、病気になり、命の期限を知った古橋さんは「そんな悠長なことは言っていられない」と立ちあがった。「やりたいことはやってから死のう」と決意した古橋さんは、念願の保護猫カフェをオープン。たくさんの人に協力してもらい、思っていたよりもトントン拍子に事が進んだという。番組に出演した古橋さんが「『私もう死ぬから』って......わがまま言えるじゃないですか」と笑顔を浮かべると、番組MCの大久保は「確かにそれを言われると、やるってなる」とうなずいた。

 それまでやりたいことを我慢してきた古橋さんだったが、ずっとやりたかった保護猫カフェを開いてからは、治療の甲斐もあって、悪性の癌が縮小。古橋さんが「今、徐々に小さくなって落ち着いてきている」と話すと、大久保は「ペットに癒されたことで、病気がよくなったのかも」とコメント。古橋さんも「そうですね。気の持ち方が大きいですね」と同意し、気持ちの面でも救われていると明かした。

※編集部注)記事内における35〜59歳の単身世帯の「ペット関連費」は総務省の「家計調査」内「ペットフード」「他の愛玩動物・同用品」「動物病院代」「他の愛玩動物関連サービス」の合計。2018年3月25日調べ。

AbemaTV『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より

(C)AbemaTV

(ライター/小林リズム)

オアシズ出演の『Wの悲喜劇』3月24日放送「ワンニャンLOVEが止まらない」(番組表より期間限定&無料で見逃し視聴可能)