八角理事長が謝罪「動転して呼びかけた」。救助活動する女性に土俵から降りてとアナウンス

「人命にかかわる状況には不適切な対応でした」
日本相撲協会の八角信芳理事長
日本相撲協会の八角信芳理事長
Toru Hanai / Reuters

京都府舞鶴市で4月4日に開かれた大相撲春巡業で、土俵上でのあいさつ中に倒れた多々見良三市長の心臓マッサージをした女性に対して「女性の方は土俵から降りてください」という場内アナウンスが繰り返し流れた。

この問題に関して、日本相撲協会の八角信芳理事長が謝罪コメントを出した。

日刊スポーツによると、コメント全文は以下の通り。

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本日、京都府舞鶴市で行われた巡業中、多々見良三・舞鶴市長が倒れられました。市長のご無事を心よりお祈り申し上げます。とっさの応急処置をしてくださった女性の方々に深く感謝申し上げます。

応急処置のさなか、場内アナウンスを担当していた行司が「女性は土俵から降りてください」と複数回アナウンスを行いました。行司が動転して呼びかけたものでしたが、人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くお詫び申し上げます。

公益財団法人日本相撲協会

理事長 八角信芳

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