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2018年04月06日 10時45分 JST | 更新 2018年04月06日 10時47分 JST

西部邁さんの自殺を手伝った容疑者は、MX番組の対談相手だった。

1月10日に収録された「西部邁ゼミナール」で対談していました。

朝日新聞社
番組内で西部さんと話す青山容疑者(左)=MXテレビのホームページより

自殺幇助の容疑者、MX番組「西部邁ゼミナール」で対談

 評論家の西部邁(にしべすすむ)さんが今年1月、東京都大田区の多摩川で亡くなったことをめぐり、警視庁は5日、西部さんの自殺を手助けしたとして、いずれも西部さんの知人で、東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)子会社の社員窪田哲学(45)と、別の会社員青山忠司(54)の両容疑者を自殺幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕した。

 MXテレビのホームページによると、青山容疑者は西部さんが主宰していた「表現者塾」の「塾頭」として1月10日に収録された「西部邁ゼミナール」で西部さんと対談。西部さんが亡くなった後の同月27日に「生前最後のメッセージ」として放送された。

 対談の中で青山容疑者は「人間は生きること自体ではなく、より良く生きることにのみ本格的に関心を持つ奇妙な動物である」というスペインの哲学者の言葉を紹介。西部さんは、生きているうちに良く生きることについての答えは出ないと述べたうえで、「(人間にとって)本当に幸いなのは死ねること」などと応じていた。

(朝日新聞デジタル 2018年04月06日 00時50分)

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