RADWIMPSが新曲にのせた、3.11への想い。ファンから「涙が止まりません」と感動の声

「時が僕らを 大きくするけど、時は僕らを、あの場所から遠ざける」

人気ロックバンド「RADWIMPS」が4月8日、新曲を発表した。公式ブログによると、「空窓」というタイトルのこの曲は、今年で7年を迎えた東日本大震災に想いを寄せて作曲されたという。

ボーカル・野田洋次郎さんは、自身のInstagramで「空窓」ができた経緯をつづった。

曲の歌詞は、東日本大震災で被災した福島県立浪江高校の最後の卒業生から送られてきた文章を元に考えたという。この高校は、地震と津波、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で、2017年3月末で休校となった。

野田さんは、託された想いを元に作曲した「空窓」について、次のように記した。

震災が起きた瞬間の気持ち、家族と離れる気持ち、残る人、離れる人、7年という時は10代にとってあまりにも大きな時間です。体験していない僕には想像することしかできません。できるだけその言葉から受け取った想いを、過不足なく音にのせようと思いました。ぜひ、聴いてください。

「震災で亡くなったすべての命に、合掌」という言葉で結ばれた彼の投稿にファンからは、「ありがとう、洋次郎」「私も一緒にこの日を忘れません」「涙が止まりませんでした」と反響の声が数多く寄せられた。

RADWIMPSは、東日本大震災が起きた翌年2012年から、毎年(2017年を除く)3月11日前後に新曲を発表している。

■2016年 「春灯」

■2015年 「あいとわ」

■2014年 「カイコ」

■2013年 「ブリキ」

■2012年 「白日」

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