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2018年04月14日 14時30分 JST | 更新 2018年04月14日 14時30分 JST

「72時間」経過、雨のなか捜索活動続く 大分土砂崩れ

二次災害を警戒しながら、捜索活動が続けられている。

朝日新聞社
捜索を阻む巨石があらわになった捜索現場=2018年4月14日午前8時39分、大分県中津市耶馬渓町金吉、長沢幹城撮影

「72時間」経過、雨のなか捜索活動続く 大分土砂崩れ

 大分県中津市耶馬渓(やばけい)町で住宅の裏山が崩れて2人が死亡、4人が安否不明になっている現場は14日未明、生存率が著しく下がるとされる発生から「72時間」を迎えた。悪天候による二次災害を警戒しながら、捜索活動が続けられている。

 14日午前、現場周辺ではときおり雨が降るなか、重機による岩石や土砂の撤去作業が行われた。大分地方気象台によると、15日午前6時までの24時間雨量は70ミリと予想されている。

 降雨で土砂崩れの被害が拡大するおそれがあるとして、中津市は計10世帯26人に避難勧告を発令。14日午前現在、1世帯2人が近くの公民館に避難している。県幹部は「雨が予想されているが、(捜索の)中断はしても中止はしない。危険性を判断しながら作業を続けていく」と述べた。

 国士舘大大学院救急システム研究科の田中秀治教授は「72時間までに救出されないと脱水などが進み生存が難しくなるが、中越地震(2004年)では車ごと土砂に埋もれた男児が(92時間後に)救出された。諦めずに救助にあたってほしい」と話している。

(朝日新聞デジタル 2018年04月14日 11時13分)

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