長野市の住宅で4月14日、特定外来生物のアカカミアリが1匹発見されたと環境省が発表した。
テレ朝newsによると、住民が1階のリビングで掃除していたところ、カーペットの下で衰弱した赤っぽいアリを1匹発見したという。
長野市に依頼を受けた同省が調べたところ、アカカミアリの女王アリとわかった。この個体はすでに駆除されており、これまでに人が刺されるなどの被害は出ていない。
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アカカミアリはアメリカ南部〜中部原産のアリの1種で、お尻の毒針で刺されると激痛と共に患部が腫れるが、ヒアリに比べて毒は弱いとされる。
今回のアリは輸入品に付着していた可能性があるが、交尾後の女王アリは単独繁殖する能力があるため、周辺を調べるという。環境省では、素手で触らず環境省や県、市に連絡するよう呼び掛けている。