DMM.com、合同会社に組織変更 「上場の予定はない」改めて否定

成人向け(アダルト)事業の分社化によって、上場するのではないかという見方も報じられていたが…
DMM.comのオフィス
DMM.comのオフィス
Bloomberg via Getty Images

ネット配信大手のDMM.comは4月24日、株式会社から合同会社に組織変更すると発表した。組織変更は2018年5月25日付。また、6月1日付でDMM.comを存続会社とし、DMM.comラボを合併することも決定したという。

これまで、DMM.comではグループの企画・営業、DMM.comラボでは開発や運営、インフラ、マーケティング事業を担っていた。DMM.comの広報担当者によると、合併により企画や営業、開発などの事業を一体化することで、経営の効率化を図るという。

DMM.comは3月1日、1990年代初頭から手がけてきた成人向け(アダルト)事業を分社化し、新会社のデジタルコマースへ継承した。上場に向けた分社化との見方もあったが、その可能性を否定していた

広報担当者はハフポスト日本版の取材に対し、吸収合併と組織変更も分社化と同様、創立20年を節目に事業推進を目的とするものと説明。また、上場申請を行えない合同会社になるため、「上場の予定はない」と改めて否定した。

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