アート&カルチャー
2018年05月05日 11時44分 JST | 更新 2018年05月05日 11時44分 JST

『この世界の片隅に』TBSで連ドラに。ヒロインは松本穂香、夫は松坂桃李

「すずさんのように明るく前向きに最後まで頑張れたら」

キャプション「日曜劇場『この世界の片隅に』|TBSテレビの公式サイトより」
tbs.co.jp
キャプション「日曜劇場『この世界の片隅に』|TBSテレビの公式サイトより」

『この世界の片隅に』TBS日曜劇場で連ドラ化 ヒロイン・すずに松本穂香、夫は松坂桃李

2016年11月にアニメーション映画も公開されヒットを記録したこうの史代氏の漫画『この世界の片隅に』が、TBS7月期の「日曜劇場」で連続ドラマ化されることがわかった。ヒロインのすず役には、3000人のオーディションを勝ち抜いた松本穂香(21)を抜てき。すずの夫・北條周作は松坂桃李(29)が演じる。

すずの嫁ぎ先である北條家の面々にも豪華俳優陣が集結。とある事情で嫁ぎ先から出戻ってきた周作の姉・黒村径子は尾野真千子、周作と径子の父・円太郎は田口トモロヲ、母・サンは伊藤蘭が演じる。ドラマのオリジナルキャラクターも登場し、北條家の隣に住む刈谷幸子は伊藤沙莉、北條家の近くに住んでおり、夫が出征中の主婦・堂本志野は土村芳に決定した。すずの妹・すみは久保田紗友が演じる。

原作の魅力を最大限に引き出すべく、スタッフ陣も強力。脚本は『ひよっこ』『最後から二番目の恋』などを手がけた岡田惠和氏、演出は『カルテット』『逃げるは恥だが役に立つ』などの数々のヒット作で知られる土井裕泰氏。音楽は1994年の『時をかける少女』(フジテレビ系)以来、24年ぶりの民放連続ドラマとなる久石譲氏が務める。

また、物語の舞台である昭和19年頃の広島・呉市を忠実に再現するため、呉市に当時から建っていた古民家を緑山スタジオのオープンセットに移築し、北條家のシーンの撮影を敢行。築94年の歴史を感じさせる傷や汚れは味わいとなり、北條家を包み込むような存在となっている。

同作に関する会見が3日に行われ、松本と松坂が出席。作品への思いを聞かれた松本は「それぞれの何か大切なものを考えるきっかけになる作品になればいいなと。戦時中ということで、大変なこともあると思うんですけど、すずさんのように明るく前向きに最後まで頑張れたら」と意気込み。すず役に選ばれたことを知った瞬間については「正直うれしいとかいう感情よりも、ポカーンという感じで、事務所の方も『良かったね』と言ってくださったんですけど、信じられない気持ちでいっぱいでした。オーディションの時点から本当にやりたい、やるんだという気持ちでやっていたので、後から後からじわじわとすずさんをやるんだなと思うようになりました」と率直な思いを打ち明けた。

一方の松坂も「この時代のものを、戦争を知らない僕らがやる意味は大事だなと。特にこういった作品をやらせてもらえるのは重要なことだと常々感じており、しっかりとこの世代でしか伝えられないことを伝えていくことができたらなと思っております。すずさんの夫ということで、しっかりと寄り添いながら、支え合いながら、小さな幸せを築いていけたら」と思いを力説。「お話をいただいた時は、これを連ドラでやるんだという衝撃の方が強かったですかね。ちゃんと時間を積み重ねて、視聴者のみなさんに届けられる楽しみ、ワクワクしました」と声を弾ませていた。

【関連記事】