イングランドのサッカー、プレミアリーグの「マンチェスター・ユナイテッド」を長らく率いた名将、アレックス・ファーガソン元監督が5月5日、脳出血で緊急手術を受けた。クラブ側が公式サイトなどで発表した。
手術は成功したが、万全を期してしばらくは集中的な治療が必要があるという。
マンUは、ファーガソン氏の家族が詳細の公表は望んでいないと伝え、「ファーガソン氏と彼の愛する人たちが一刻も早く元気になりますよう、心よりお祈り申し上げます」とのコメントも載せた。
Advertisement
この発表を受けて、かつてファーガソン氏から薫陶を受けた選手らが相次いでエールをおくった。
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)は、マンU在籍当時の2ショット写真をTwitterに投稿。「親愛なる友よ、あなたの無事を心から祈っています。しっかりしてくれ、ボス!」とエールを送った。
デイビッド・ベッカムも、マンUのユースチーム時代の写真をInstagramに投稿。「ボス、病気に負けないで。妻キャッシーさんやご家族も元気になるようお祈り申し上げます」とつづった。
Advertisement
ファーガソン氏の華麗なる功績
現在76歳のファーガソン氏は、1986年から2013年にかけてマンUを指揮し、数々の功績をあげた。13度のリーグ優勝や2度の欧州チャンピオンズリーグ制覇など、計38個のトロフィーを獲得し、プレミアリーグ史上もっとも優れた功績をあげた監督と評されている。
ファーガソン氏が率いたマンUには、元日本代表の香川真司、元イングランド代表のベッカムやウェイン・ルーニー、クリスティアーノ・ロナウドなど数々の有名選手が所属していた。