NHK、『Rの法則』スタッフのLINE交換仲介を否定 損害賠償も検討

同番組のスタッフが、被害女性に対して山口氏とLINE交換をするよう促したなどと報道されていた。
東京・渋谷区神南のNHK
東京・渋谷区神南のNHK
mizoula via Getty Images

元TOKIO・山口達也氏(46)が司会を務め、放映中止となった『Rの法則』(Eテレ)について、NHKが5月10日の定例記者会見で説明した。デイリースポーツなどが報じた。番組のスタッフが山口氏と被害女性のLINE交換を仲介した、と報道されていたことについては、「なかったと把握しております」(編成局の担当者)と否定。また、番組終了に伴う損害について、ジャニーズ事務所側に対し、賠償請求を検討していることを明らかにした。

NHK編成局の担当者は会見で、報道を受けて「あらためて番組スタッフに可能な限りの確認をさせていただきました」と説明。「報道されたようなことはなかったと確認している」と述べ、一連の報道を否定した。また、各出演者が「私的に連絡先を交流しないということには注意喚起していた」という。

NHKは7日、公式サイトで『Rの法則』の放送終了を発表した。番組出演者のSNSアカウントやブログに対して中傷コメントや心ない書き込みが多発しているとして、「絶対にやめていただくよう強くお願いいたします」と要請した

産経ニュースによると、番組終了を受けて、同局はジャニーズ事務所側に対し損害賠償請求を検討しているという。

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